10月1日から最低賃金が上がることを受けて
自分の時給はどうなるのかいな?
と思っていたところに
会社から「雇用内容確認書」=契約更新の紙が配られてきた。
そこで改めて自分の時給を見てみると
「1,130円」とあり、
前回の内容と変わらず。
なるほど。既に最低賃金以上だから
今回は「据え置き」戦法なんですね(-“-)チッ?
と、納得がいかなかったのはいうまでもない。
神奈川県の最低賃金が「1,071円」
現在、自分の賃金が「1,130円」
その差額「59円」にまで上り詰めてきているじゃないか。
つーか、ちょっとまて。
さらに言っておけば
「我が社において7月1日から「職務手当(時間給)」を廃止し、
役割手当(時間給)」という精度をもうけます」
という通達が6月にあったばかりであり、
ぶっちゃければ
6月までの時給は「1,030円」
そこに「職務手当(時間給):100円」がついていたご身分である。
つまりは、実質1,130円の時間給。
まぁまぁいいんじゃないの?
と思われればそれまでだが、
職務手当が廃止されなければ、時給は「1,030円」のままであり
そこに10月からの最低賃金が適用されれば「1,071円」に職務手当「100円」が付き
「1,171円」という1,200の王大まであと少し!
という希望が見えてくる額になるはずだった。
なのにである。
最低賃金が適用される前に対策を取られたのかなんなのか知らないが
時給に職務手当を上乗せしてきた結果「1,130円」止まりとなり、
今回の最低賃金の恩恵を受けられないどころか
「最低賃金に追いつかれてきているだけ」
という事実だけが、のこりそうなのである。
最低賃金を考慮しない会社、むかつくーーー!!
時給で働く身分としての希望は当然こうだ。
現在の神奈川の最低賃金「1,040円」
10月1日からの最低賃金「1,071円」
差額「31円」
その差額分を増やして
「1,161円」にしろーーーーーーーっっっ!!(」゜□゜)」
である。
別にへんなこと言ってないと思うのだが、どうであろう。
そしてこれをするだけで丸く収まるというのに、
それをしてくれないから
今回、据え置き戦法をされた人たちの不満が溜まるのである。
かつてはアルバイトの花形職だった「ブラインドタッチで入力が出来ます」というスキルは、過去の遺物になってしまった
もちろん、契約更新することはするけれども、
「この時給に納得しているわけではない」
ということを会社には伝えなければならないと思い、
意を決して上司に伺うことにした。
そして、その結果
今の世上を知るにあたり
「あ、すんません。データ入力って、もう過去のスキルなんすねww」
と妙に納得してしまったのだから
もはやデータ入力を生業としているこの私目などが
時給交渉なんて出来る段階ではないことを知ったわけであります。
その今の世上とは
学生時代から最低限のPCスキルを習得するご時世だということだ。
私がこの仕事を始めた当時は
「パソコンで入力できます」
「ブラインドタッチ出来ます」
と言った入力のスキルが、まだまだ重宝されており
他のバイトよりも多少は金額も良かったのが事実。
だが、時代は変わり
これらのスキルが特出したものではなくなってしまっているというのだ。
なるほどですねー(。-ω-。)ナットク
それどころか
かつては「誰でも出来る」といわれ
安い時給で働いていた「現場作業(物流倉庫)」との逆転劇まで行われており
10月からの我が社の最低賃金については
物流倉庫「1,100円」
データ入力「1,071円」
という流れになってしまったようだ。
時代の流れって恐ろしい(-ω-;)ウーン
しかーし!納得いくこと、いかないこと(聞いた者だけが得をする?)
自分でいうのもなんであるが
正直、自分の働きについては、
そこそこやっている方だと思う。
それゆえに「チーフ」という役をつけて貰っていたし(今となってはその制度も廃止されたが)
今現在も、一般の入力者とは別の役割を与えられており
その分の手当もいただいていることは確かだ。
でもである。
それじゃぁ今後、
どれだけ頑張っても時給は上がらないわけだ。
それどころか、最低賃金が上がるたびに、
「これ以上は上がらないように」と
会社からは再び対策を取られてしまうかもしれない。
つーか、そんなんでモチベーション、上がるかっつーの(-_-メ)
ということで、
今後の対策を考えるためにも「聞いて良かったな」と心底思うのだが、
ここで納得いかない流れに変わってきたのだ。
上司曰く
「このことは、トン子さんだからお話しているけど他の人には言わないでほしい。
世の中の傾向を考えて、今回の賃金も考えられていることを、トン子さんは理解してくれたけど
他の人にとっては理解し難いこともあるかもしれない。
なにより 自分が必要とされていないというふうに思ってしまう人もいるかもしれない。
それによって自信を無くしてしまう人とか、辞めてしまう人が出てくるかもしれない。
それだけは避けたいので、他の人には言わないでほしい」
と、念を押されたのだ。
自分のやってきたこと(データ入力というスキル)が
「誰でもできる仕事」という地位まで下がっており
時給でいうと「最低賃金」クラスにまで落ち込んでいる職業だということ。
私たち40代以降のおばさんにとって
「パソコンがブラインドタッチで入力できます」
という当初の花形スキルで割と高時給だったのは、すでに過去の話。
必要とされてない?
自信がなくなる?
辞めてしまう?
確かに、必要とされているかいないかは本人の気持ち次第だ。
むしろそう思うということは、
それぐらいの仕事しかしてきてなかったということになると、私は思う。
そういう人のことを、私は特に気にならないし
むしろ、もっとやれば?
いっそやめちゃえば?
と思ってしまうほうだ。
自信がなくなる、辞めてしまうことに関しても
会社がそれを黙り、相手を辞めさせないようにと考えているのならば
本気で私たちのことを考えていないと捉え、
むしろガッカリだ。
時給の上がらない会社で
その現状を知らず、このまま働きつづけることは
私たちの未来の生活のことまでは考えておらず
会社の保持にしか頭がまわっていないということ。
だがしかし
会社がそうであるように、
私たちだって、100年時代を生きていくには対策が必要なのだ。
それを「黙っていてほしい」というのは、
あまりにも無責任ではないだろうか。
現状を知った上で行動を起こす人、
起こさない人が出てくるの当たり前であり、
現状を知らせずに行動を起こさせないようにするとは
まさにこれ下策と思うわけで。
契約更新はするが、同時に別の道も模索し始めることにする。
ぶっちゃけ
今の自分には、入力のスキルぐらいしかないというのも事実だが、
世の中を見渡せば、いろんなことを仕事にしている人がいて
生活が成り立っていることも事実だ。
自分に出来ることはないか、
模索しながら、今の仕事も続けていこうと思う。
ただし、
「お時給分、しっかり働かせていただきます」by大前春子
この精神を持って時給以上の仕事はせず、
内容に見合った仕事を•••って、
落ち目である、データ入力の時給に見合った仕事量って
どんくらいのこというのよ??
もはやわからなくなってきてしまったっつーの(-公-`;)シクシク